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第8回警備業雑学講座

皆さんこんにちは!

 

沖縄県うるま市を拠点に沖縄本島中南部にて建築土木工事における交通誘導警備を行っている

合同会社ロンズデーライト、更新担当の富山です。

 

 

警備の鉄則──守り続けるために必要な「当たり前」の積み重ね

 


今回は、私たち警備員が日々現場で意識し、実践している「鉄則=ゆるがない原則」についてお話しします。

目立たず、淡々と──
その裏には、数えきれないほどの気配り・判断・緊張感が存在しています。


■ 鉄則①:何も起こらない「普通」をつくるのが仕事

 

警備の究極の成果とは、「何も起きなかった一日」を積み重ねることです。

誰かに褒められるわけでもない。
ニュースになるような事件もない。

でも、その“無事”こそが、私たちが最も重んじる結果です。
そのために、五感を研ぎ澄まし、当たり前のように見える日常を守っているのです。


■ 鉄則②:第一印象で「信頼される」

 

制服をきちんと着こなし、帽子の角度、姿勢、挨拶の声――
すべては、最初の1秒で「この人なら安心だ」と思ってもらえるためのものです。

見られている意識=プロ意識。

これは警備員だけでなく、あらゆる“現場の顔”になる職業に共通する心構えです。


■ 鉄則③:現場に「慣れすぎない」こと

 

同じ現場に毎日立っていると、風景が当たり前になってきます。
しかし、そこで油断が生まれた瞬間に、見逃しや判断ミスが起こりやすくなります。

「昨日と同じ」ではなく、**「今日は何か違わないか?」**と常に自分に問いかける。
それが、リスクを先回りして察知する力につながります。


■ 鉄則④:「聞く力」が現場を救うこともある

 

警備員は「指示する人」ではなく、時に「聞く人」でなければなりません。
施設を利用する方、住民、通行人、取引業者――
その人たちが困っていること、心配していることに耳を傾ける姿勢は、信頼を生む第一歩です。

「守る」という行為は、「寄り添うこと」から始まると私たちは考えています。


■ 鉄則⑤:現場では「即断よりも、正確な確認」

 

経験のある警備員ほど、焦って判断を下すことはありません。
なぜなら、「思い込み」「早とちり」が、大きな誤解やトラブルを生むことを知っているからです。

異常を感じたら、まずは報告・連絡・相談(ホウレンソウ)
チーム全体で情報を共有することで、より正確で冷静な対応が可能になります。


■ 鉄則⑥:「終わった後」の整理までが警備の仕事

 

勤務終了後の「巡回簿の記録」「装備品の点検」「引継ぎ事項の報告」――
この“最後の5分”こそが、次のシフトや仲間の安全に繋がります。

仕事の終わりがきれいであることは、次の安全のスタートでもあります。


■ 終わりに:「誰も気づかない努力」が、社会を守っている

 

警備の仕事は、目立たない仕事です。
でもそれは、誰かの生活が平和である証拠でもあります。

その見えない努力、裏方の誇り。
私たちは、これからも“信頼”という名のバトンを、静かに、確実に、つないでいきます。

 

次回もぜひご覧ください!

 

 

 

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沖縄県うるま市を拠点に沖縄本島中南部にて建築土木工事における交通誘導警備を行っております。

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